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犬と猫を多頭飼育する際のポイント|多頭飼いをする前に考えてほしいこと

2023.11.02
犬の話猫の話身近な話題

犬や猫と暮らしている飼い主様の中には、多頭飼いをお考えの方もいらっしゃいます。
仲良くできれば楽しいですが、ポイントを見誤ると、せっかく新しい子を迎えても先住犬・猫のストレスになってしまうことも。
今回は、犬や猫の多頭飼いを始める際に考えるべきポイントをご紹介します。

■目次
1.多頭飼いをする前に考えてほしいこと
2.犬と犬を一緒に飼う場合のポイント
3.猫と猫を一緒に飼う場合のポイント
4.犬と猫を一緒に飼う場合のポイント
5.まとめ

 

多頭飼いをする前に考えてほしいこと


多頭飼いを希望される飼い主様には、新しい犬や猫をお迎えする前に考えていただきたいことがあります。

1.先住犬・猫が多頭飼いに向いている性格か

他の犬や猫との暮らしがストレスになってしまう子もいます。
極度の人(犬、猫)見知り、臆病、神経質、独占欲が強いなどの犬猫は、あまり多頭飼い向きではないかもしれません。

2.十分なスペースはあるか

いくら動物同士の相性が良くても、独立したパーソナルスペースがないと良好な関係を維持するのは難しいかもしれません。家にお互いのスペースを作れるのかも重要です。

3.先住犬・猫と新入り犬・猫の相性

人間と同じく、犬や猫にも相性が悪い相手はいます。
可能であればトライアル期間を設け、徐々にお互いの存在に慣れさせましょう。
迎えたその日から一緒の部屋で過ごすのではなく、はじめは部屋を分け、徐々に会う時間を増やしていきましょう。

もし相性が悪く喧嘩をしてしまった場合は、別々のスペースで飼育することも考えておきましょう。

4.お金や時間に余裕はあるか

当然、お金や時間の負担は増えますので、その余裕があるのかを考えましょう。

 

犬と犬を一緒に飼う場合のポイント


犬同士の多頭飼いは猫と比べれば成功しやすいとされています。
重要なのは先住犬の心のケアで、群れの中の順位が先住犬の下に新入り犬がくるよう、先住犬の食事や散歩の順番を優先してあげましょう。

また、犬同士を無理に一緒に遊ばせようとしたり、犬同士の喧嘩に介入したりはせず、関係構築は犬たちに任せましょう

 

猫と猫を一緒に飼う場合のポイント


猫は単独行動を好む性質にあるため、多頭飼いには注意が必要です。
可能であれば子猫同士や兄弟猫で始めましょう。

注意してほしいのはトイレで、最低でも猫の頭数+1つは用意しましょう
トイレの数が少ないと、弱い猫がトイレを使えず膀胱炎になることがあります。
猫を多頭飼育する場合は、トイレは多めに用意しましょう。

 

犬と猫を一緒に飼う場合のポイント


犬と猫の多頭飼いで注意してほしいのは食事です。
犬と猫では求める栄養素が異なるため、犬には犬の、猫には猫のフードを食べてほしいのですが、猫はダラダラ時間をかけて食べるため、隙を見て犬に食べられてしまうことがあります。
このため、猫の食事スペースは犬が入れない場所にしましょう

 

まとめ


犬や猫の多頭飼いは楽しいこともたくさんありますが、大変なこともあります。
先住犬・猫にも新入り犬・猫にも飼い主さんにも負担が少なくなるよう、事前にしっかり準備をすることが大切です。


◼️多頭飼いをお考えの際にはこちらの記事もご覧ください
【多頭飼い入門】新入り猫にしておくべき検査や予防
犬の避妊手術際に同居犬に与えるかもしれない影響
去勢・避妊をしていないオス犬とメス犬を一緒に飼ったらどうなる?

 

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