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ちゃんと終わっていますか?動物病院に預ける前に確認しておくべきワクチン接種。

2016.01.25
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オス猫の去勢手術の場合、お泊まりは一泊程度。飼い主は信頼できる動物病院で安心して手術を受けることができるでしょう。 しかし、ちょっと待って下さい。短い期間だからといって、感染症の予防はおろそかになっていませんか? 最近は室内のみで生活する猫がほとんどです。動物病院はそんな猫達が外へ出る数少ない機会。 手術の前にしっかりワクチン接種については確認をしておきましょう。

ワクチンの種類とは

ワクチン接種 猫の感染症予防の中で最も重要なものが、混合ワクチンの接種です。 体の中に細菌やウイルスに対する抗体を作り、感染の予防や重症化の予防をすることができます。 猫の混合ワクチンで予防できる病気
  1. 猫ウイルス性鼻気管炎
  2. 猫カリシウイルス感染症
  3. 猫汎白血球減少症
  4. 猫白血病ウイルス感染症
  5. 猫クラミジア感染症
1~3までの病気が予防できるワクチンを「3種混合ワクチン」、1~5までの病気が予防できるワクチンを「5種混合ワクチン」と呼びます。 特に3種混合ワクチンに含まれる病気は、いずれも危険度の高い重要な病気で、すべての猫で接種するべきワクチンです(コアワクチン)。 自分の猫が家の外へ遊びに出る場合や、複数の猫を飼っている場合では、5種混合ワクチンの方が安心でしょう。

混合ワクチン接種の時期とは

混合ワクチン 産まれたばかりの仔猫では母親から受け継いだ、移行抗体と呼ばれる抗体が存在します。 そのため、この移行抗体が弱くなる2か月~3か月齢を目安に混合ワクチンを接種します。 また、確実な免疫をつける為に、始めの年は2回の接種を行います。 1回目と2回目のワクチンの間隔は3~4週間。以降は1年ごとの追加接種を行います。 犬に比べて猫ではこの追加接種を忘れてしまう方が多いのですが、ワクチンの効果は時間が経つと低下してきます。 十分な免疫を維持するためには、1年に1回の追加接種も忘れずに行ってあげましょう。

混合ワクチン接種が済んでいなければ

去勢手術の適齢期は6か月齢以降。 仔猫のうちに初年度のワクチン接種が済んでいれば通常問題ありません。 しかし、混合ワクチン接種が遅れてしまったり、成猫での去勢手術の場合はどうでしょう? ワクチンを1度も接種せずに6か月齢を迎えた場合、猫の体は感染症に対して非常に無防備です。また、ワクチンは接種後もすぐには効きません。 去勢手術に緊急性がないのであれば、まずはワクチン接種を優先しましょう。手術を少し遅らせてでも、しっかりとワクチン接種を終えてあげる方が重要です。 どうしても去勢手術を急ぐ理由がある場合は、動物病院では他の猫からの隔離などの措置が必要になるかもしれません。 感染症は自分の猫が被害者になることも、逆に加害者になることもあります。動物病院と十分な相談をして、無理のない予定を立てるようにしましょう。 また、混合ワクチンは接種後に副作用がみられる場合もあります。 すでに混合ワクチンを何度か接種している成猫でも、ワクチン接種から去勢手術までは1週間程度は間隔をおくようにして下さい。

まとめ

ワクチンにノミにマダニ…予防は色々と複雑でわかりにくいという方も多いと思います。 しかし、大事な入院や手術の前に慌ててしまいたくはありませんよね。 わかりにくいところもそのまま獣医師に伝えてみましょう。正しい感染症予防はきっと安心の猫ライフにつながってくれると思います。
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