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えっ!?帰宅したら犬が血まみれに!!意外と困った感じになるオス犬の陰茎、ペニスからの出血

2017.02.20
メス犬の避妊

犬の陰茎は人の陰茎と異なり、基本的には包茎状態ですので、まじまじと犬の陰茎を観察したことはあまりないとは思います。 たまにオス犬の陰茎は、発情期や何かの原因で陰茎が包皮から露出して還納しなくなり、露出した陰茎に傷がつくことがあります。 陰茎は海綿体と言われる組織でできており、出血がなかなか止まらない器官の一つです。 今回は意外と大変な陰茎からの出血をご説明したいと思います。

出血の原因は?

出血の原因は主に物理的な刺激によりますが、ほとんどの場合は未去勢のオス犬が露出し続ける陰茎を何かにこすりつけるか、自分で咬んで傷をつけてしまうことによります。 陰茎の海綿体という組織は、一度出血が起こるとなかなか止まらいうえ、出血はかなり派手です。 特に興奮しやすい犬は、出血しながらもなおマウンティングなどを行うため、さらなる出血を引き起こします。

対処法

基本的には出血点を見つけ、止血をするのですが、小さな出血点であればしばらく安静にしているだけで止血できます。 ただし、自分で咬んだ傷に多いのですが、傷が深くまで言っている場合は、一向に出血は治まらないので、沈静化で縫合する必要もあります。 経験的には大型犬や日本犬にこういった傾向は多くあり、陰茎を観察することさえ苦労することも度々です。

最悪の場合

陰茎の海綿体という組織は一度損傷すると非常にもろく、結局縫合した場所から再出血を伴う場合もあります。 こういった持続的な出血がとまらない、もしくは何回も噛んでしまうことを繰り返し、陰茎が挫滅、壊死しまった場合、陰茎を手術で切除することもあります。

尿道再建術という手術になるのですが、陰茎の根元に尿道口を作ります。 時期排尿はできますし、噛むこと自体も止むのですが、やや尿漏れする傾向もあり、日常生活においては飼い主様側にやや負担が出る手術となります。

予防法

基本的には去勢を行うことです。 去勢を行うことでマウンティングなどもなくなり、陰茎から出血するリスクも減ります。 ただ一度このようなことが始まると、くせのようになって去勢をしても結局解決にならないこともあります。 できることであれば、マウンティングなどが始まる前に去勢を行った方が予防効果は高くなります。

まとめ

去勢による病気の予防のメリットは非常に多いとは思います。 今回は病気というよりは、問題行動の一環のうちに入るのだとは思いますが、こういった問題行動を抑える意味でも去勢は非常に有効です。 もし、ご自宅で飼われ始めたオス犬が、ほかの犬に比べ興奮しやすいなと感じるのであれば、去勢を考えてみた方がいいと思います。

 
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