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犬と猫の乾燥対策について|皮膚のバリア機能が低下して皮膚トラブルに発展

2024.02.09
犬の話猫の話身近な話題

空気が乾燥する冬はお肌の乾燥も気になる季節ですが、実は犬や猫の皮膚も乾燥してしまうのをご存じですか?
犬や猫の皮膚の皮膚は、人間よりも薄くてデリケートといわれており乾燥は大敵です。乾燥対策をしておかないと、皮膚のバリア機能が低下して皮膚トラブルに発展してしまうかもしれません。

今回は乾燥による皮膚への影響と、この季節特に気をつけたい乾燥対策についてお話しします。

■目次
1.冬に皮膚が乾燥する理由
2.皮膚が乾燥すると起こるトラブルは?
3.犬猫におすすめの乾燥対策は?
4.まとめ

 

冬に皮膚が乾燥する理由


空気が乾燥すると皮膚の表面から蒸発する水分量が増え、乾燥しやすくなります
また、気温が下がると皮脂や汗の分泌量が減少するため、皮膚を守る皮脂膜が十分に形成されなくなります。さらに血行が悪くなるため皮膚の新陳代謝が低下し、水分がますます失われやすくなります。
空気が乾燥し気温が低い冬に皮膚が乾燥しやすくなるのは、このためと考えられています。

そして、犬や猫の皮膚は人間よりも薄くてデリケートです。人間ですらお肌の乾燥が気になる冬は、特に注意してあげましょう。

 

皮膚が乾燥すると起こるトラブルは?


皮膚には病原体やアレルゲンなど、さまざまな外部刺激から体を守るためのバリア機能が備わっていますが、乾燥するとバリア機能が低下して外界からの刺激に弱くなってしまいます

乾燥した皮膚の特徴としてはカサカサしている、毛がボサボサ、毛並みが悪い、フケが出るなど。また、乾燥しすぎると皮脂が出過ぎてベタベタし、それが微生物の栄養になって細菌性や真菌性の皮膚炎の原因になることもあります。

さらに、バリア機能が低下して刺激に弱くなっている皮膚は痒みが出やすく、掻いたり舐めたりすることで出血、傷、湿疹などが出ることもあります。
ほかにも、アトピー性皮膚炎を含むアレルギー性皮膚炎などの犬や猫は、症状が悪化しやすくなります
また、肉球の皮膚が割れて出血してしまうこともあるので注意が必要です。

 

犬猫におすすめの乾燥対策は?


おうちでシャンプーをする際は、保湿力のあるシャンプー剤を選び、シャンプー後にリンスやスプレーで保湿してあげましょう。
しかし、皮膚病があるからといってシャンプーしすぎると乾燥を助長してしまいますので、適切な頻度を守ることも大切です。ブラッシングの際には保湿スプレーを使うのも良いでしょう。

また、冬はエアコンなど暖房器具を使用することで、どうしても室内が乾燥しやすくなりますので、加湿器などでお部屋の湿度が40〜60%になるようにしてあげるのも良いでしょう。
部屋干しも加湿効果があるのでオススメです。

加えて、肉球が乾燥している場合はワセリンや肉球保護クリームなどを塗って保湿してあげてください。

 

まとめ


今回は皮膚の乾燥対策についてお話ししましたが、空気が乾燥する季節は目の表面が乾燥して起こるドライアイや、呼吸器粘膜の乾燥から呼吸器のバリア機能が低下して猫風邪などウイルス性の呼吸器病も発生しやすくなります。

このため、今回紹介した皮膚だけでなく、呼吸器病はワクチンでしっかり予防し、目にも注意してみてあげてください。

 

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