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一緒にできないかもしれない歯石除去。知らなきゃ後悔する4つのこと。

2016.01.13
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避妊手術となると、全身麻酔が必要です。 猫の一生で麻酔をかけなければならない状況は、外科手術が必要になるくらいの病気になってしまうか、もしくは、歯石除去をする必要ができた場合、ということが多いでしょう。 人間の歯石をとるという処置を想像すると、なぜ麻酔が必要なのか?とお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、動物は超音波の器具が口の中に入ってくることは我慢してくれませんので、麻酔下で寝ているときに行います。 そして歯石は、中年期~高齢期にみられます。もしも若齢期に避妊手術がすんでおらず、「一回の麻酔で2つの処置ができるなら一石二鳥!」と、歯石がつくタイミングで一緒に行いたいと考えている方がいるとしたら、あまりお勧めできません。 避妊手術をする予定があるならば、若い・早い方がよいです。高齢期での麻酔は、様々なリスクが伴います。どんなに元気なおばあちゃん猫でも、麻酔は100%安全ではありません。 そもそも、高齢期に避妊手術を行わなければならなくなった場合でも、確実に一緒に歯石除去ができるとは限りません。ともに歯石除去を行うときは、避妊手術のみを行うときと比べ、麻酔時間が長くなります。 そのため、万が一、麻酔下の状態が安定せず早々に手術を終了しなければならない場合は、歯石除去ができないというケースもあるのです。 猫の歯石についてご説明いたしましょう。

歯石がつくとどうなるのか?

歯石で歯肉炎 歯石がついてしまうと、歯肉炎を引き起こします。 歯石は、黄・茶色の石のようなものが歯と歯茎の間付近についていることが多く、それは雑菌のカタマリです。それが、歯ぐきに炎症を起こし、見た目には歯ぐきが赤くなったり、腫れ上がったりします。 そのまま歯石・歯肉炎を放っておくと、歯ぐきの痛みで、ごはんが食べられなくなったりもします。また、歯ぐきの奥で膿がたまってしまう病気、歯根膿瘍に陥る場合もあります。 歯根膿瘍は目の下・頬の部分が腫れ、気が付かないままになると頬の皮膚が破裂して出血していたという結果になって、動物病院に受診するという事もしばしばあります。

歯石を除去する方法

基本的には、麻酔下で超音波の出る器具を用いて、歯石を除去します。 自宅での歯磨きでは歯石は除去できません。

歯石の予防

歯磨き せっかく麻酔をかけて歯石除去をしても、その後何もせずに過ごしていると、1年も経つと元通りに歯石がついてしまいます。 歯石を予防するには、日常的な歯磨きが必須です。 歯についたフードの残りが歯垢となり、約3日も歯垢が付着したままになると、歯石になると言われいます。 歯石とは違い、歯垢は歯磨きで除去できるため、歯石になる前に歯磨きをすることで歯石が予防できます。

猫の歯磨きは難しい

猫の歯磨きは難しい 歯磨きをすればいいとふつうに言ってますが、「そんな簡単に歯磨きできない!」と思っている方がいると思います。確かに、猫の歯磨きは難しい。 小さい口のくちびるをめくり、歯にブラシをあて、シャコシャコと磨く。 ほとんどの猫はくちびるをめくられた時点で、嫌がり逃げます。もしくは、ブラシをあてる所までいけても磨き始めたら、ブラシを噛んで嫌がり、しまいには怒るでしょう。 猫の歯磨きをするためのコツは、「小さい仔猫の時から歯磨きを慣らす」です。 飼い始めた仔猫の時から歯磨きを慣らしていけば、ストレスなく定期的に歯磨きができるような環境になります。 大人の猫になってからは歯磨きに慣れるまで長期間かかるか、慣れることが困難なことが多いでしょう。

まとめ

麻酔下での歯石除去をしなくて済むように、日々の歯磨きを習慣化してみましょう。 猫の状態・体調にもよりますが、避妊手術と一緒にできる可能性もあります。動物病院で相談してみましょう。
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