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え!?睾丸を取るの?猫の去勢手術の5つの基本事項。

2017.04.17
オス猫の去勢
オス猫を飼うにあたって、誰しもが一度は考える、去勢手術。 あまりにも当たり前になっているので、動物病院に行って、いまさら去勢手術って何ですか?と聞くことが出来ない方もいらっしゃるかもしれません。 そんな飼い主様に、今回はオス猫の去勢手術のごくごく基本的なことをご説明したいと思います。

去勢手術は睾丸を摘出します

猫の去勢手術の場合、いわゆるパイプカットや投薬治療によって去勢手術を行うのではなく、睾丸を摘出します。 したがって全身麻酔が必要になります。 去勢手術自体は簡易的な手術なのですが、ほかの手術度同等の麻酔を使用しますので、それ同等の術前の検査が必要になります。 ゆえに、去勢手術は獣医が行う手術の中でも最も簡単な手術の部類に入りますが、それ相応の準備は必要です。

主に発情行動を抑えるために行います

去勢手術の目的は、オス猫の場合、そのほとんどが発情行動を抑制することにあります。 犬の去勢手術の場合は、未去勢であるがゆえに起こる病気があるため、病気の予防としての側面もあるのですが、未去勢のオス猫だからなりやすい病気というのはあまりありません。 発情を抑えるために手術?と思うかもしれませんが、未去勢のオス猫の発情行動の破壊力はすさまじく、大抵の飼い主様は猫の発情行動に耐えきることはできません。

去勢手術後は太りやすくなることもあります

理由はわかってはいないのですが、去勢手術後の約10~30%のオス猫で、肥満傾向になりやすくなると言われています。 ホルモン性の関与が一番推測されているのですが、肥満に対しての治療はありません。 猫は一度肥満になるとなかなか痩せさせることが難しい動物なので、術後の食事の管理は必要だと思います。

料金は病院によってことなります

ご存知の通り、動物病院は自由診療です。 価格の設定も基本的には病院によって異なります。 ただこのインターネット社会なので、去勢手術のような内容が決まった手術での料金はあまり変わりありません。 しかしながら、全体的な去勢手術にかかる費用はかなり病院によって異なります。 つまり、手術以外のところ、たとえば術前の検査の種類だったり、術後の内服の費用やその他の雑費が大きく異なるのです。 どれくらいかかるのかは、トータルの料金を事前に聞いた方がいいかもしれません。

去勢手術後はそれほどのケアは必要ありません。

去勢手術は出血も少なく、入院もそれほど長くはないので、術後のケアはあまり必要ありません。 たまに術後に食欲不振や下痢、吐き気などの症状が出る猫もいますが、時間の経過とともに治癒していきます。 抜糸も必要のないことも多く、それほど飼い主様の手を煩わせることはないでしょう。

まとめ

オス猫の去勢手術は獣医師たちにとってはかなり日常的な手術であるがゆえ、あらためてゆっくりと丁寧に説明することがないこともあります。 飼い主様自体もよく調べていらっしゃることが多く、質問もそれほど多くはないと思います。 ですが、全身麻酔を使用した手術であることは間違いがないので、少しでも不明な点があるのであれば、きちんと術前に解決をしておくべきだと思います。 このブログがその役に立つことが出来るのであれば、とてもうれしく思います。
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