スタッフブログ

HOME > スタッフブログ > 獣医師が猫の避妊手術をすすめるワケ

獣医師が猫の避妊手術をすすめるワケ

2017.02.09
メス猫の避妊
避妊手術ってしなくてはならないもの? という気持ちになる方もいるとは思います。 健康な仔のお腹を開けることへの不安もあるでしょう。 しかし、獣医師はいろいろな理由で避妊手術をすすめています。 その理由についてお話していきましょう。

一番は子宮の病気の予防

猫の避妊手術を獣医師がすすめるワケは、手術しなかったことで起こりうる「子宮に関連する病気」の予防のためです。 避妊していない猫がすべて病気になるわけではありませんが、病気になってしまった時に、後悔しないためにもおすすめしているのです。 女性ホルモンに影響されて起こりやすいと言われている、子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)、乳腺腫瘍(にゅうせんしゅよう)、子宮・卵巣の腫瘍などがあります。 子宮蓄膿症は、犬に比べて起こることは多くない印象ですが、かかる可能性は十分にあります。子宮の中に膿が溜まる病気で、基本的に手術で子宮・卵巣を摘出しないと、命にかかわる恐い病気です。 乳腺腫瘍は、猫で比較的多く、乳腺に腫瘍ができた場合、高確率で悪性腫瘍のことが多いでしょう。これも、摘出手術を行ってうまく完治するケースもありますが、再発してしまい、肺転移して治療が難しい場合があります。 このような病気は中・高齢で起こりますが、避妊手術を早めの若齢で行うことがよいでしょう。特に乳腺腫瘍は、発情期がはじまる前に避妊をしておくことで乳腺腫瘍になる確率が低くなると言われているのです。 また、病気になるかもしれない高齢期に手術を行う場合は、麻酔のリスクや傷の修復の遅延が高まります。 そんなことをふまえて、獣医師は若齢の1歳未満からの段階で避妊手術をおすすめしているのです。

夜泣きみたいな発情期の鳴き声がツライ

猫によっては発情期に、 「にゃーおにゃーおにゃーおにゃーお」と 少し野太い大きな響く声で、ずーーっと鳴く行動をとる仔が多いです。 一晩であればまだ人間も我慢できるかもしれませんが、何日もその状況が続きます。 ふと終わったと思ったら、数日たって、再度発情期が始まったりもするのです。 ちょっとした悪夢ですね。 これでは、飼い主さんは寝不足になり日常生活に支障が出てしまいます。 この理由で避妊手術の相談にいらっしゃる方も多いです。

まとめ

手術をするということはいろいろな不安が多いと思います。 どんな手術で、どんなことが起こるのか知っておくだけでもいいと思います。 手術をするかどうか相談するだけでもしてみてくださいね。  
TOPへ戻る