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【オス猫の去勢手術】去勢後にあったこんな変化、あんな変化 

2017.01.30
オス猫の去勢
オス猫を飼う上で去勢手術は一般的なものになったと思います。 オス犬の去勢手術に比べると、病気の予防という点ではあまり重要ではないのですが、未去勢のオス猫の起こす問題行動は、一緒に暮らしていく上ではかなりネックになります。 オス猫の去勢手術はこういった問題行動を抑えるのには効果的です。 今回は去勢後によくあるオス猫の変化についてご説明したいと思います。

大人しくなった

去勢したあとによく聞くのが、「去勢後しばらくしたら大人しくなってきた」という話です。 無論すべてのオス猫が大人しくなるわけではありませんが、なかなか手が付けられないような状態の仔が、去勢後半年ぐらいでスキンシップが簡単にとれるようになることは割とあります。 何かにつけて唸り声をあげて威嚇したり、爪をたてたりするような猫であれば、去勢は積極的に検討していただいたほうがいいと思います。 https://www.hikarigaoka.net/1635

発情行動がなくなった

これはかなり顕著な変化だと思います。 去勢手術をご希望される飼い主様の中には、すでに始まってしまった発情行動に耐え切れずに、急いで手術をご希望される方もいらっしゃいます。 適切に手術をされたオス猫の発情行動は速やかに解消されます。 ただし、マーキングの名残か、粗相はなかなかなおらないことも多く、飼い主様の悩みの種になることもあります。 獣医師の意見としては、できることであれば、発情前に去勢手術を行うようにするのが理想だと思います。

太りやすくなった

去勢手術を行った後の20~30%のオス猫で肥満になりやす傾向になると言われています。 医学的に原因が解明されているわけではなく、去勢をすることで他の欲がなくなり食欲に向くからとか、ホルモンのバランスが変わり脂肪がつきやすくなるからと考えられています。 一度肥満になってしまった猫をダイエットするのは至難の業です。 したがって、去勢後数か月は体重をまめに測り、体重が増えるような傾向になるのであれば、すぐに食事療法を開始するのが常套手段です。 まれに、食事療法が全く功を奏さないオス猫もいます。 こういった猫の場合、糖尿病などの代謝疾患や、運動能力も著しく低下するため、落下事故などが起こりやすくなります。 去勢手術の負の変化と言ってもいいと思います。

まとめ

猫の睾丸は約1㎝程度です。 こんな小さな臓器でも、体に与える影響は絶大なものだなと、去勢後の変化を見るたびにそう思います。 無論何も変化がない猫もいるので、なぜ変化が出るのかどうかはわかりませんが、概ねは飼い主様にとっては喜ばしい変化だと思いますので、去勢手術は積極的に行った方がいいと思います。
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