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避妊手術のあとゴハンを食べない!?【猫の避妊手術】

2016.11.28
メス猫の避妊

猫の避妊手術を考えている方、予定している方、終了して退院したばかりの猫の様子をみている方、避妊手術についていろいろを不安になることは多いと思います。 まだ手術を行ってない方はたくさんの不安があるでしょう。 それでは、術後に起こることが多い家での悩みについてお話していきます。

ゴハンを食べない

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術後退院して帰宅すると、いつもフード大好きな猫ですら「食べない」ことがあります。 猫の好物を出しても、無反応な場合も多いようです。 ゴハンを食べないという様子とともに現れる猫の様子としては、「元気がない」というものも多いです。いつもなら元気に走り回ったり、飼い主の後を追ってついてきてくれる猫でも、あまり動かずにずーっと寝ているなんて状態もざらにあります。

原因は術後の疲れ

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ゴハンを食べない・元気がないなどの猫の様子の原因としては、「手術の疲れ」が考えらる可能性があります。 人が一般的に考えるような手術の傷口の激しい痛みはないと思いますが(猫によっては術直後から活発に動き出す仔もいるので)、お腹を切っていることは事実なので、鈍い痛みなどは多少なりともあるでしょう。それに加え、慣れない外出、ストレスを感じるであろう動物病院で過ごしたなどが影響して精神的にも疲れている猫は多いと思います。

食欲不振は2・3日で終わる

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では、実際いつ食事してくれるようになるのか? 猫が食べなくて大変心配されている飼い主さんは気になる事だと思います。 経験上、大抵の仔は2・3日で食欲が改善されることが多いです。 活動性もそのあたりから出てくるでしょう。

食べなくて体は大丈夫なのか?

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これも飼い主さんは心配だと思いますが、数日まったく食べなくても猫の体は大丈夫なのか?という疑問も多くいただきます。 それについては多くの意見はあると思いますが、2・3日くらいであれば、そこまで問題はありません。もしくは、少し食べてくれていて徐々に食べる量が増え、日常通りの量を食べられるようになっていれば、ほぼほぼ問題ないでしょう。 ただ、まったく食べない状態が1週間ほど続くような場合は、要注意です。手術後でもそんなに長引く場合は、他に病気が起こっているケースも考えられます。特に猫の場合、あまりにも食べない期間が続くと、肝臓に負担がかかり、状態が悪化していることがあります。

まとめ

避妊手術後には、一般的にゴハンを食べないという状態は多くあるので、少しなら様子をみても大丈夫です。 しかし、まれに他に病気が発生している場合もあることもあるでしょう。 その見極めはどうしたらいいのか? それは、獣医師に相談しましょう。 様子を見てもいいのか、病院に連れて行った方がいいのか、見極めは難しいことは多いです。ぐったりとした様子で、呼吸も早く、何をしても横になっていて体を動かせない・・・というような極限の状態の悪さであれば、明らかに赤信号ですが。 判断に迷った時は、その時は動物病院に相談するのが一番よいでしょう。  

 
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