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獣医師おすすめのキャリーケースは何?【オス犬の去勢】

2016.09.30
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動物病院までの移動には、どうやって行っていますか? リードをつけて歩いていったり、キャリーケースに入れていったりという方法が多いと思います。犬の性格や動物病院までの距離などの条件に合わせて選んでいるいますよね。 もし、去勢手術などの、犬を術後安静にさせてあげたい場合は、小型犬は特にキャリーケースを選ぶ場合がおいでしょう。 そんな時、どのようなキャリーがいいのか、獣医師がおすすめするキャリーはどのようなものかお話していきましょう。

超小型犬はソフトキャリーがおすすめ

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小型犬はハードキャリーが持ちやすい

チワワやトイプードルやミニチュアダックスフンドなどの3~6㎏くらいの小型犬は、やわらかいキャリーだと動いたときにキャリー形が崩れてしまい、不安定になったり、キャリーが壊れて出てしまうような危険が事態になることもあります。 そのため、プラスチックなどでできている硬いキャリー、ハードキャリーがおすすめです。 このくらいの体重になると取っ手を体にかけて移動するタイプのキャリーも重みで体に食い込み、痛みで持っていられない場合もあります。

中型犬はカート・バギーが使いやすい

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8~10㎏後半の中型犬のコーギー、シェルティ、ビーグル、アメリカンコッカーなどは、手で持つタイプは短時間でも持ち続けるのは難しいでしょう。 とくに体重が超えるのであれば、ベビーカーのような手で押すだけのカート・バギータイプが楽ちんで安全でおすすめです。 人間用とは違い、かごの部分にジッパーがあり、飛び降りてしまうような危険もありません。

もしもの時に使いやすいのは、クレートタイプ

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キャリーは移動時に基本使用するものですが、もしもの時「震災」の際に重要になってきます。 近年震災が多く、その影響もあって、被災地のシェルターも犬と一緒に過ごせるスペースもあったようですが、それらはごくわずかです。 もし、自分が被災した時に、自分の犬が安心できる管理ができるか不安ですよね? ほとんどのシェルターは、犬にケージが用意されるわけではなく、自分のキャリーを使用して一日を過ごします。そのため、やわらかいキャリーの場合は耐久性がないですし、狭いものが多いので犬にとってストレスになってしまいます。 被災しただけで多大なストレスを感じているであろうに、加えて一日を過ごす場所でもストレスを与えたくはないと思います。 そんなもしも被災した時のために、クレートを持っておくことをおすすめします。 クレートとは、プラスチックでできた硬いキャリーとほぼ同じものです。硬いものであればキャリー同士を重ねても安全ですし、汚れても洗いやすいでしょう。 クレートの大きさはできれば犬の体格の1.5倍以上の大きさが生活しやすいです。

まとめ

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キャリーが苦手な犬が多いのは、キャリーの印象が悪いためです。 キャリーに入ると嫌いな場所に連れていかれるなどのイメージを持っている犬が多いでしょう。 これは、動物病院連れて行く際に時間がかかってしまったり、被災した時にように長時間入れておかないといけない場合に犬にとってストレスなってしまうことがあります。 予防するためにも、日常的にリビングにとびらを開けて置いておき、犬が自分で勝手に出入りできるようにしておきましょう。 これによって、犬にとってキャリーは自分の居場所と思えるようになるはずです。

 
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