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オス猫の去勢手術の料金が、動物病院によって違う理由は?

2015.11.09
オス猫の去勢
猫を飼う上で、ほとんどの飼い主様が一度は心配し経験すること。それは「去勢手術」ですね。
  • 安全なのかしら?
  • どうやってするのだろうか?
  • 時期は?
などなど、手術について飼い主様が心配されることは色々多いと思います。 今回は、その心配事の中でも一番現実的な悩み・・・ご料金についてご説明したいと思います。

猫の去勢手術の全国的な平均料金

全国的な平均料金はちょっと昔の資料ですが、睾丸摘出手術は15343円(日本獣医師会小動物診療料金の実態調査 平成11年より)となり、ここ数年でもあまり変化はありません。 犬の避妊手術などは、犬種、体重によって手術の料金自体の値段が結構まちまちですが、オス猫の去勢手術の料金においては、あまり大きな差はないと思います。 ただ現実には、動物病院によってかなりの差があります。 動物病院によってなぜ料金が違ってくるのか、そのポイントをいくつかご紹介します。

なぜ動物病院によって手術料金が異なる?

1.術前の検査の違い

去勢手術といえども、やはり全身麻酔を使用します。去勢手術のような短時間で終了するような手術も、大きな腫瘍をとるような難しい手術も同じ麻酔を使用しますので、麻酔に関していえばどのような手術もそのリスクは等しく同じになります。 したがって受けていただきたい術前の検査は、大きな手術する際のものと同等のものにしてもらいたいというのが、獣医師の本音だと思います。 人間の場合ならば、受けるべき術前検査は、血液検査、レントゲン、心電図その他もろもろ・・。 ペットの場合も同様にしたいところですが、残念ながら保険がないか、もしくはあったとしても大抵は適用外となります。 したがって、動物病院としては正直な話、飼い主様の懐具合と相談しながらという形になります。 結果、検査する項目によって、病院によっても、もしくは同じ病院の中でも飼い主様よっても、ご負担いただく料金が異なってくるのです。 検査代はかなり幅がありますから、ここのところが料金の差の大部分を占めていると思われます。

2.術後に処方される内服、エリザベスカラーの違い

エリザベス・カラー オス猫の去勢の場合、傷口もかなり小さく、病院によっては縫合さえもしないケースもあるので、術後の対応もまちまちとなります。 術創が膿んでこないように抗生剤を処方する病院もあれば、舐めないようにとパラボラアンテナのようなエリザベスカラーを処方する病院もあるでしょう。 反対に退院時に何も処方しない病院もあります。 あくまでも「念のために」という形で処方されることがほとんどだと思いますが、ここでも料金の違いが出てくる要因になります。

3.術後の検診の違い

オス猫の去勢手術は、メス猫の避妊手術や犬に比べるとかなり短時間に終わり、術後のケアもほとんど必要としないことがほとんどです。 したがって、猫を病院まで連れてくるストレスを考え、術後の検診を指示しない獣医師もいれば、それでも手術なので何かあっては困ると考え、しっかりとした通院を指示する獣医師もいるとは思います。 また術式によって、抜糸があるかどうかも料金の違いの原因になりますので、直接動物病院に問い合わせれば、詳しく教えていただけるはずだと思います。

まとめ

大切な家族の手術なのですから、決して安ければよいというわけではないと思いますが、それでも料金は気になるところ。 去勢手術の料金についての問い合わせはどこの病院でも以上に多く、たいていの場合細かく料金を伝えるのではなく、概ね全体的な料金を伝える病院が多いと思います。 ただし、内訳は詳しく聞かないとやはりわかるものではありませんから、気になるようであれば動物病院の獣医師にしっかりと聞いていただくのが一番だとは思います。
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