神経外科

HOME > 胸腰椎の椎間板ヘルニア

胸腰椎の椎間板ヘルニア

椎弓切除術

椎間板ヘルニアの手術は、逸脱した椎間板物質により圧迫を受けている脊髄神経を、背骨に穴を開け、圧迫を逃がしてあげる事により、神経を損傷から回復させる手術です。かなりの高度な技術が必要になります。
当院は決して専門病院ではありませんが、ヘルニア手術の回復率は大学病院などと比べてもそん色劣らないと自負しております。
料金も含め、お気軽にご相談下さい!!

STEP 01

これからはじめます

麻酔をかけた後腹這いに動物を保定して、術部を中心に毛を沿って消毒をします。

STEP 02
イメージ

手術部位確認

実際に皮膚を切開し、背骨を見ただけでは、病変部がどこにあるかはわからないので、事前に撮影したMRIとレントゲンの写真を元に、注射針を背骨の棘突起といわれる出っ張りに差し込み、マーキングをします。

STEP 03
イメージ

皮フ切開

皮膚を切開していきます。

STEP 04
イメージ

筋肉を剥離します

血が起きた場合はバイポーラーといわれる神経に刺激の少ない専用の電気メスで止血をしていきます。

STEP 05
イメージ

背骨の突起を取ります

ロンジュールと呼ばれる専用の鉗子で、背骨にある突起を取り除いていきます。

STEP 06
イメージ

骨の固い部分を削ります

骨の表面の組織はとても固いので、専用の器具で削り取ります。

STEP 07
イメージ

繊細な作業です

ローラーを使用すると、その摩擦により熱が生じます。生理食塩水をたらしながら、熱がこもるのを防ぎます。

STEP 08
イメージ

続いては…最新機械の登場!

超音波手術器(sono cure)は、専用のブレードで固い骨などを細かく削ることが可能だけでなく、軟らかい組織にはダメージを与えることがない手術器具です。

STEP 09
イメージ

狭い範囲で細かく掘り下げていきます

脊椎(骨)を低侵襲で数りながら、その先にある脊髄にはダメージをあたえることがありません。sonocure導入により、より小さな範囲でより安全に手術が行えるようになりました。

STEP 10
イメージ

より確実で安全に

sonocureは以前の手術器具よりもより狭い範囲で骨の掘削が可能となりました。責任病変部位にピンポイントで到達できます。

STEP 11
イメージ

慎重に…慎重に!!

椎骨を削り脊髄が露出されたら、圧迫している椎間板物質を慎重に取り出します。この時に脊髄に手術器具による衝撃が加わらないよう細心の注意が必要です。

STEP 12
イメージ

原因を取り除く作業

ナーブフックと言われるの先端が細長い器具を使って椎間板物質を取り出します。

STEP 13
イメージ

取り除いた後はすっきりと

物質を無事とりだした後は脊髄の周囲には圧迫するものがなくなります。

STEP 14
イメージ

原因を取り除きました!

取り出した圧迫物質です。これが脊髄と背骨との空間に出てきて、神経を圧迫するので、神経障害が出ます。こうして見ると、足が動かなくなる理由もわかりますね。

STEP 15
イメージ

手術終了までもう一息!

取り出した後は剥離した筋肉を丁寧に寄せ縫い合わせていきます。

STEP 16
イメージ

手術終了!

無事終了です。1か所の圧迫だけだと、これだけ術創も小さくできます。後は麻酔から無事覚醒してくれるのを待つだけです。

 

TOPへ戻る